百貨店・駅ナカ・ショッピングモールの違い
百貨店は売上に連動して払う「歩率型」、ショッピングモールは場所代を払う「家賃型」が基本です。駅ナカには、同じ区画に毎週ちがう店が入る「週替わり型」の売場もあります。
百貨店:歩率型
百貨店は、売れた分だけ商品を仕入れる「消化仕入」という契約が基本です。お店は商品と販売員を用意し、売上から歩率を差し引いた金額を受け取ります。固定費がほとんどかからないので、初めての催事でも大きな赤字になりにくいのが利点です。
一方で、百貨店と直接取引するには取引口座が必要です。口座を持たない店は、口座を持つ会社を通して出るのが一般的です。
ショッピングモール:家賃型
ショッピングモールなどの商業施設は、賃貸借契約で場所代を払う形が基本です。短期の催事スペースでも、1日あたり、または期間あたりの使用料がかかります。売れても売れなくても払う金額なので、集客の読めない初出店では負担になりやすい形です。
そのかわり、売れたときに会場へ払う割合は小さく済むので、売上に自信がある店にとっては有利になります。
駅ナカ:週替わり型の売場
駅の構内や駅ビルには、同じ区画に毎週ちがう店が入る売場があります。代表的なのが京阪ザ・ストアの「SWEETS BOX」で、4〜10坪ほどの区画に週替わりでスイーツ店が入ります。2024年9月時点で39店舗、参加したスイーツ店は900を超え、1日の売上が100万円を超える日もあると報じられています。
通勤客が毎日通る場所なので、「今週だけ」の商品は強く売れます。1週間で入れ替わる前提なので、短期間に売り切れる量と、補充できる体制が大事です。
どれが向いているか
| 百貨店 | ショッピングモール | 駅ナカの週替わり | |
|---|---|---|---|
| 払い方 | 売上の一定割合 | 場所代(固定) | 会場による |
| 売れなかったとき | 負担は小さい | 場所代は払う | 会場による |
| 客層 | 贈り物・自分へのご褒美 | 家族連れ・普段使い | 通勤・通学の人 |
| 向いている店 | 単価が高め、手土産になる商品 | 売上の見込みが立つ店 | 日持ちして、ついで買いされる商品 |
初めて催事に出るなら、固定費の小さい百貨店の催事から始めて、売上の実績を作るのが堅い順番です。
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